「ゼラチンとは動物の骨や皮に含まれるタンパク質のひとつ、コラーゲンを抽出・精製したもの。その歴史は千年以上遡れます。そもそもは接着剤として使われていて、日本でも同様にニカワが接着剤として利用されていました。原料の製法と精製度合をさらに高め、食用、医薬品用としてゼラチン・コラーゲンがつくられています」
原皮には級、級、そして業界用語でいうところのペケ皮に等級分けされる。このペケ皮が、ゼラチンやニカワになるという。その工程は、革のなめしと同様、ドラムを使う(製造工程は下記参照)。
「実はゼラチンは、カメラ用フィルムが大きなマーケットでした。デジタルカメラの登場は業界にとって痛手でしたが、その穴を埋めるように健康食品や化粧品用のコラーゲンに人気が出始め、現在に至っています。次の一手として研究所と協力し、ルアー用のコラーゲン原料を開発しました。プラスチックを禁止する富士五湖を中心に広まってきています」





